すでに旧製品になりましたが、ソニー製の電池で動くラジオのコンデンサーを替えました。本体が中国製なので、もちろん中国製のコンデンサーです。中国製のコンデンサー、Amazonのレビューを見てもコンデンサーが爆発したとかいい話を聞きません。電池で動くラジオって、一番使いたい時は停電の時だと思う。コンデンサーが破裂や液漏れしてラジオが聴けなかった、大変です。
ケータイ基地局のバッテリーが死んだらスマホはただのカメラです。ならばいざというときにラジオが使えないという事態だけは避けよう。
では、コンデンサーを日本製のものに取り替え。一緒にスピーカーに吸音材としてフェルトを貼って、音がはっきり聞こえるようにしましょう。
もう廃盤になったラジオです。いざというときにしか使わない、というかそういう事態になったことがないので、使ったことがありません。だからこそ使えるようにします。
背面のねじ三カ所を外します。うち一カ所は電池の入る部分にあります。
いったんスピーカーとプリント基板のコードは外します。
青色のフィルムがかかっている円筒状の部品がコンデンサー。
お買い物リスト。
- 16v470μF
- 16v220μF
- 16v47μF
- 黒のフェルト
コンデンサーはマルツのリアル店舗で購入し、フェルトは手芸用品店でゲット。
コンデンサー容量(μFの数値)は変えずに、電圧(vの数値)は同じかそれ以上のものを選びました。全部で500円ほどですが、コンデンサーは2個入りだったので、もう一台改造できますw
コンデンサーを外すため、はんだ吸い取り線でハンダを取り除いたら、足が斜めに曲げられていて抜けないようになっていました。ペンチで戻して、引き抜きます。
コンデンサーは一回り大きくなりました。茶色が国産のコンデンサーです。ひとつずつ交換すれば、ものを間違える可能性は低くなるでしょう。
取り替えが終わりました。ひとつは予め足を曲げて、寝るようになるよう取り付けました。
吸音用のフェルトを置きます。特に接着剤などで固定はしていません。。この後、切れ込みを入れてはまりやすいようにしました。
基板を元に戻し、ねじで固定すれば出来上がり。きちんと音は出ました。吸音材のおかげで、少しはっきりと声が聞こえるようになりました。