【Make:】太陽光パネル並列接続用ワイヤーの製作

USB接続が出来るソーラーパネルと扇風機がセットになったものを買いました。しかしモバイルバッテリーに接続した時を思うと、非常にゆっくりとしたスピードです。真夏の夕方には使えなくなるなと思い、作ってみました。

用意する物はUSB TypeAのオスが2つ、メスがひとつ。データ転送用でなくても充電用のもので大丈夫です。そして、整流ダイオードがふたつです。ダイオードの役目は太陽光パネルに逆方向の電流を流さないためです。

コードを剥いて、ハンダ付け。赤がプラス、黒がマイナスなのはルールです。オスの赤にダイオードをハンダ付けします。銀色の線がない方からある方向へ電流が流れます。逆方向には流れません。

ダイオードを接続したコードをハンダ付けします。これをUSB TypeAのメスに接続します。接続する相手の扇風機がオス、ソーラーパネルがメスなので、この構成になります。

熱収縮チューブで養生をして出来上がり。ここからしばらく間が開きました。だって作ったのは冬場、ビフォーコロナの頃だから。ゴールデンウイーク(2020年のゴールデンウイークは死語でした)の晴れた日にテストします。
まずは電流がきちんと流れるかのチェックです。

太陽光パネル並列接続用ワイヤーにパネル1枚と電流・電圧計を接続しました。

ちゃんと発電していますね。
ソーラーパネルを接続していないオス側に接続します。

電圧計の表示が消灯しているので、逆方向に電流は流れていないことがわかります。もちろん両側チェックします。out側に接続していますが、電圧計はどういうものかが分かれば、もしここに電圧があれば、動く、はず。
ダイオードが入っているだろうと思って買った中華製の二股コードは、同じように接続したら電圧が出ました。

こいつは思った動きをしないことが分かりました。
並列に繋いだときの電圧5.7V

電流は0.15A

順調に充電しています。この後、扇風機を回しました。ソーラーパネルをひとつ外したら、回転が落ちました。あと数セット作っておこう。