An old house renovation: Powerd lawn mower
電動vsエンジン
近所のおっちゃんがエンジン式の草刈り機を貸してくれましたので、電動(バッテリー式)とエンジンの違いを。
電動はマキタのMUR369UDZ 、18ボルトバッテリー2つ使うタイプ。エンジン式はリョービの製品。たぶん、セミプロの農家を対象にしたモノでしょう。
電動の◎
起動はスイッチを操作するだけ。安全のために2つのスイッチを操作する必要があります 。
スタートからすぐにパワー全開。これが電動の魅力。
やろうと思えば太陽光発電と組み合わせてゼロエミッションもできる。実際にやっていますが、充分実用になります。
バッテリーを他の工具と共用できるようにすれば、シーズンオフもバッテリーは大活躍。同じバッテリーを使いまわせる照明や扇風機はあると非常時に役立つかも。するとマキタとハイコーキ、2社のうちから選ぶことになりそうです。
モーターの特性として、負荷をかけすぎても回ろうとします。だからモーターを焼いてだめにしないように安全装置が付いています。
逆回転できます。回転する刃と飛散防止用のガイドに挟まった草木を取る機能ですが、電源切って手で取った方が早いです。
電動の✕
駆動時間が短い。だいたいエンジン式の1/2。ただし夏場はこの短さが熱中症から身体を守ってくれる。
バッテリーは各社、そして電圧で仕様が異なる。だからバッテリーで動く工具をひとつ買うと、自然と他の工具も同じメーカーになる。
純正バッテリーが意外に高い。互換バッテリーという手段もありますが、これは使われる人の判断でどうぞ。
エンジンの◎
自分で混合油を調製するなら、2ストオイルを混合する前のガソリンは車に入れても大丈夫。
軽い。持ってみると確かに軽いんだけど、肩にかけるとそれほど重さの違いは感じません。
長い時間使える。気分的に電動の倍以上。ただし夏場は駆動時間の長さが徒となり、熱中症になる恐れが大いにあります。プロの職人は暑熱馴化してるからまだ大丈夫ですが、日中クーラーの効いた室内にいる素人では危険です。
エンジンの✕
うるさいのに加え、振動が激しい。ヘルニア持ちのおいらにはかなり不快です。
2ストなので排ガスが臭い(少なくともいい香りではない)。
負荷をかけすぎるとエンストします。埋まった石やブロックに刃が食い込んでエンジンが止まると、またエンジン起動の儀式が待ってます。
パワーが出るまで、つまりエンジンが暖まるまでしばらく時間がかかる。エンジンの動きを車のようにコンピューターで制御していないからなおさらかもしれません。もし4ストロークでインジェクション(電子制御燃料噴射装置)付きの草刈り機をホンダとかヤマハなどの原付バイクメーカーが出していたら、バイクと部品を共通にしても5〜6万円するんでしょうね(もっと高い?)。
ガソリンスタンドが減っている。石油元売りの統合と消防法の規制強化がその理由。
ホームセンターで予めオイルを混合した燃料が売っているけど、25:1と50:1が両方使えるって、なんか不思議。間違いない25:1には薄く、50:1には濃い割合になっているはず。なんかエンジンにやさしくなさそう。。
ガソリンは腐ります。
まとめ
まぁ、正直どっちでもなんだけど、使う頻度が低いとか、すでにバッテリー式の電動工具を持っていて、そのバッテリーが草刈り機にも使えるものなら絶対に持っている工具と同じメーカーの電動式です。